2017年11月17日(金)

JR浦和駅西口ビル、来年3月に開業 商業施設に20店舗、フィットネスクラブも展開「愛される駅ビルに」

来年3月16日の開業が発表されたJR浦和駅西口ビル=16日午後、さいたま市浦和区

 JR東日本大宮支社は16日、さいたま市に建設中の「JR浦和駅西口ビル」を来年3月16日に開業すると発表した。地上7階建てで、1〜4階に商業施設「アトレ浦和 West Area」、5〜7階にフィットネスクラブ「ジェクサー・フィットネス&スパ浦和」が入る。

 開業に合わせ、東西連絡通路と西口バスターミナルを結ぶ「浦和駅中ノ島地下通路」が開通。西口の伊勢丹浦和店、浦和コルソ、東口の浦和パルコなどを加えた商業施設の競争がより激しくなりそうだ。

 同ビルは昨年1月に着工(事業費は非公表)。延床面積は7400平方メートル。アトレ浦和 West Areaには食品、雑貨、レストラン、サービスなど計20店舗が入る。

 ジェクサー・フィットネス&スパ浦和は、トレーニングジムが午前5時〜同1時まで利用が可能。人工炭酸泉やサウナを備え、3面あるスタジオのうち1面は、女性専用の岩盤ホットヨガスタジオとなっている。

 商業施設にフィットネスクラブを展開することについて、JRの担当者は「駅の新しい機能として価値がある」と説明。需要が多様化する中、必要な業態と判断したようだ。

 浦和駅中ノ島地下通路は約54メートル。通路に面したビル1階には、浦和レッズのオフィシャルショップ「レッドボルテージ」(仮称)がオープンする。通路内壁面には、画面に触れることで知りたい情報が得られるタッチディスプレーの設置などを計画している。

 JR東日本グループは浦和駅の高架化を機に、2015年11月、高架下に「アトレ浦和」をオープンし、駅周辺の商業競争に参戦した。この影響もあり、大丸が撤退した浦和パルコは、新たにヤオコーを核とした地下1階の食品ゾーンを大改良し、22日にグランドオープンする。

 アトレ浦和 West Areaは店舗が確定していないため、売上見込みは未定だが、中村知久支社長は、「地元の皆さんに愛される駅、駅ビルにしたい」と意気込みを示した。

 浦和駅は1日の平均乗降者数が18万人。利用客は増加傾向にある。駅直結の利点を生かし、利用客を取り込むつもりだ。

購読申し込み 携帯サイト