2017年11月10日(金)

ドラマ「陸王」で話題の行田に“足袋の自販機” タレント出演のPR動画も公開…驚きながら買う人々

行田市が制作した「足袋の自動販売機」
ネットに公開している動画「足袋の自動販売機」の一場面。外国人が足袋を興味深く見つめている(市提供)

 TBSテレビドラマ「陸王」の舞台で話題の埼玉県行田市は、行田足袋のPR動画「足袋の自動販売機」を制作し、インターネットの動画共有サイト「YouTube」に公開した。あわせて11、12日の2日間限定で、実物を同市小針の古代蓮会館1階に設置する。

 市初のユニークな試みを通じて、行田の足袋を盛り上げる。

 PR動画は昨年に引き続き県の「ふるさと創造資金」を活用して制作し、今回は「足袋の自動販売機」をテーマにした。足袋の自販機に驚きながらも、購入していく人々の様子が次々と映し出される。今年5月に行田市観光大使に就任した行田市育ちのお笑いタレント、鳥居みゆきさんも特別出演している。

 動画の公開に合わせて、実際に「足袋の自動販売機」を体験してもらおうと、2日間限定で設置を企画した。価格は千円、サイズは23・0〜27・0センチ。在庫が無くなり次第、終了となる。

 行田市は江戸時代中頃から足袋作りが盛んになり、最盛期の1938(昭和13)年頃には、全国シェアの約8割にあたる年間約8500万足を生産していた。今年4月28日には、市が文化庁に申請した「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」が、県内初の「日本遺産」に認定された。

 市広報広聴課は「行田にとって足袋は特別な存在。自動販売機で買えるくらい身近で必要不可欠なものになってほしいという願いを込めて制作した。多くの方に興味を持ってもらえたらうれしい」と期待している。

 古代蓮会館の営業時間は午前9時〜午後4時半(入館料は別途必要)。問い合わせは、同課(電話048・556・1111)へ。

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