2017年8月10日(木)

夫とけんか…パジャマ姿で家を飛び出た女性、道に迷う 男性が小雨の中で保護、朝霞署が感謝状

新井文夫署長(右)から感謝状を贈呈される田原幸雄さん=朝霞署

 道に迷っていた女性を保護して近くの交番までタクシーで送り届けて事故などを防止したとして、朝霞署は朝霞市三原の無職田原幸雄さん(68)に感謝状を贈呈した。同署では「迷い人や酔っ払いなどを発見し、警察に通報してくれる市民は多いが、交番まで送り届ける人は少ない」としている。

 同署などによると、6月28日午前3時半ごろ、新座市野火止8丁目の県道で、田原さんがウオーキング中にパジャマ姿でサンダル履きの女性を発見。不審に思って「どうしました」などと声を掛けたところ、「東上線朝霞台駅の近くに住んでいるが、家が分からない」などと話した。

 そこで、たまたま通りかかったタクシーに女性を乗せ、JR北朝霞駅前の交番まで送り届けた。その後、女性は交番に訪れた夫と帰宅した。女性は近所の30代の会社員で、夫とけんかをして、そのまま家を飛び出していたという。

 田原さんは毎朝午前3時ごろから2時間半かけて、約14キロの距離をウオーキングしている。この日は、その途中で女性と遭遇したという。田原さんは「小雨が降る中で、傘も持っていない女性を放っておけなかった」と話していた。

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