2017年8月3日(木)

山田うどん、小麦粉を100%国産に切り替え 価格そのままで豚肉なども順次、ニーズ応える

 「山田うどん」を展開する山田食品産業(所沢市)は、うどんに使う小麦粉を、すべて国産小麦100%に切り換える。これまでは主にオーストラリアやカナダ産などを使っていたが、国内産小麦のうどんを提供する競合店への対抗や、国産原料を求める消費者ニーズに応えるために導入を決めた。

 山田裕朗社長は「既存メニューの食材を見直すことで、利用客の満足度を高め、売上増につなげていきたいい」としている。

 国産小麦のうどんは11日から、既存店舗の約170店舗で提供を始める。当初は10月のメニュー改定時に投入予定であったが、外食産業では同時期にメニューを転換することから、先手を打って切り換え、利用客への意識付けを狙う。

 うどんに使う国産小麦は、北海道産など。うどんは従来と同様に、入間市にある自社のセントラルキッチンで「茹でうどん」として製造し各店舗へ配送、来店客に提供する。国産小麦を使用することで、小麦本来の風味を感じることができ、食感は生うどんほどではないが「独特のコシと弾力がある」という。

 「たぬきうどん」(280円)「ざるうどん」(280円)「天ぷらうどん」(410円)など、うどんメニューの価格は、従来の金額を据え置く。国産小麦のうどんを提供することで「前年同月対比で2%程度の売上増につなげたい」と意気込む。

 今後も既存メニューの食材を順次、見直す。豚肉については早ければ9月にも、すべて国内産に切り換える。そばについても、リニューアルの検討を進める。

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