2017年4月27日(木)

<世界盆栽大会>さいたまで28年ぶり開幕 開会式に秋篠宮ご夫妻も

世界各国から愛好家が集い、第8回世界盆栽大会が盛大に幕を開けた=27日午後、さいたま市大宮区大宮ソニックシティ
開会式に御臨席された秋篠宮さまがお言葉を述べる

 世界の盆栽愛好家が一堂に集い、文化の普及や技術向上を目指す「第8回世界盆栽大会」(日本盆栽協会など同大会実行委員会主催・さいたま市共催)が27日、同市中央区のさいたまスーパーアリーナなどを主会場に始まった。大宮ソニックシティで行われた開会式には満員の約1500(うち外国人600)人の愛好家らが参加。国内開催は旧大宮市で開かれた第1回大会以来、28年ぶり2度目。「盆栽、次の100年へ」をスローガンに30日まで市内各所で「BONSAI」の魅力を発信する催しが行われる。期間中は約40の国と地域から約800人の外国人が来場する見込み。

 式で日本盆栽協会の福田次郎理事長が「大会発祥の地、さいたまに帰ってきた。私たちはより力強く盆栽の魅力を発信し、若い世代を育て盆栽文化を末永く継承していくことを誓う」と開会を宣言した。

 式には秋篠宮ご夫妻も出席。大会名誉総裁の秋篠宮殿下は「大会は8回目。この間、世界各地で盆栽を愛好する人々の交流の輪が広がり、相互理解が深まり、国際親善の面でも大きく貢献してきました。今まで盆栽の普及に関わってきた方々に対し、深く敬意を表します。大会を機会に、盆栽文化が継承され、一層発展していくことを期待します」と述べられた。

 続いて今大会の主役となるデモンストレーション(実演)を行う国内外21人の盆栽師が登壇すると、会場の盛り上がりは最高潮に。式の最後に地元のさいたま市立植竹小学校の6年生70人が、「世界に自慢できる僕らの盆栽」「先人たちが盆栽に込めた思いを私たちが伝えていく」などと思いを記したメッセージボードを持って登壇、会場から大きな拍手が送られた。

 大会は1989年に旧大宮市で初開催されて以降、4年に1度、アメリカや韓国、ドイツなどで行われてきた。

 大会は同アリーナや大宮盆栽美術館などを会場に開かれる。開催を記念するメインの展示会「日本の盆栽水石至宝展」は28日から30日まで同アリーナで開かれる。宮内庁所蔵の貴重盆栽や日本全国の300席を超える名品盆栽、さいたま市内の小学生が育てた盆栽の展示などが行われる。

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