2017年3月13日(月)

浦和南高、サッカーコートに人工芝 県内公立校で初、復権へ追い風

県内公立校で初の人工芝グラウンドが完成した浦和南高グラウンド=12日午前、さいたま市南区

 サッカーの全国高校選手権3度の優勝を誇る浦和南は12日、県内公立校で初となる人工芝グラウンドをお披露目し、サッカー部OB約80人を集めて初蹴りを行った。

 昨年10月から開始された工事でサッカーコート全面などに人工芝が敷かれた。関係者によると総工費は約2億3千万円で、さいたま市の予算から捻出された。完成したグラウンドは全天候型で、土の時に悩まされていた水はけの悪さが解消されそうだという。

 同校で高校3大タイトル(全国選手権、全国総体、国体)獲得を成し遂げた松本暁司元監督は「この環境は幸せ。サッカーで大事な緩急の使い分けができるようになる」。野崎正治監督も「OBの熱い思いをひしひしと感じる。復活に向けて良い材料にしたい」と一面緑のグラウンドを見つめた。

 人工芝には最上級パッドを敷き、膝などへの負担も軽減。倉本圭亮主将は「土のグラウンドと違い、今まで気付かなかった細かい技術が必要になってくる」と足元の技術向上に取り組む。

 昨年は県選手権で準優勝し、新グラウンド完成は復権への追い風となる。第80回全国選手権大会で主将を務めた栗原涼さんは「魅力的な環境とサッカーで、才能ある選手が集まることを願っている」と期待を込めた。

 同校サッカー部OB会事務局の折原良和さんは「環境が整ってもハングリー精神だけは忘れないでほしい」と選手の活躍に期待を寄せた。

購読申し込み 携帯サイト

Sponsored