2017年3月7日(火)

タカアンドトシらがライブ 聴覚障害者に字幕付きお笑い、坂戸で披露

言葉のやりとりの字幕がスクリーンに映し出されたタカアンドトシの漫才=坂戸市文化会館

 聴覚障害者にもお笑いを楽しんでもらおうと、埼玉聴覚障害者福祉会後援会と吉本興業は、坂戸市文化会館で「字幕付き よしもとお笑いライブin坂戸!」を開催した。

 同公演は、障害の有無を問わず誰もが楽しめるイベントをと、吉本興業と同後援会の思いが一致して、初めて行われた。

 お笑いコンビのタカアンドトシやとにかく明るい安村さんなどが出演。漫才とともに、言葉のやりとりや、とにかく明るい安村さんの決めぜりふ「安心してください、はいてますよ」の字幕がスクリーンに映し出された。

 そのほか、目で楽しめる大道芸、人形を使ったパペット落語など、工夫を凝らした演目も披露。来場者たちは、ライブを楽しんだ。

 昼夜2公演で約2千人が来場。会場周辺の交通整理や客席の誘導には、手話通訳ができるボランティアを約30人配置し、スムーズな進行に務めた。公演の収益の一部は、埼玉聴覚障害者福祉会に寄付される。

 聴覚障害者の70代女性は「一緒に笑うことができて楽しかった。字幕付きの公演があったら積極的に行ってみたい」と笑顔を見せた。

 同後援会の酒井久枝事務局長は「字幕付きのお笑いであれば、聴覚障害のある方でも楽しめる。今後も継続していきたい」。

 よしもとクリエイティブ・エージェンシーの大谷靖徳さんは「新喜劇やパペット落語など誰にでも楽しんでもらえるコンテンツが多くあるので、今後も全国各地に行って、このような活動をしたい」と話していた。

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