2017年3月5日(日)

CDのコピーしてもいい?県行政書士会、吉川の小学校で著作権を解説

著作権や肖像権について解説する行政書士会のメンバー=吉川市立北谷小学校

 著作権や肖像権について分かりやすく伝えようと、埼玉県行政書士会は、吉川市高富の市立北谷小学校(植野広行校長)の6年生を対象に出前授業を開いた。同会社会貢献部が法教育の一環として実施。クイズ形式で、法律の視点から著作権やネット関係のトラブルについて理解を深めた。 

 「大好きなアイドルのCD。ダビングして友達にプレゼントしてもいい?」「先生が授業の中で新聞の切り抜きや小説のコピーを使った。これって著作権違反?」。講師を務めた行政書士会の山本修史さんが、子どもたちに質問した。

 子どもたちの答えを聞いた山本さんは「著作権は作った人が持っている守るべき権利。相手に渡すために勝手にCDをコピーをしてはいけません。新聞は皆さんが文化的な人間になるために使われるのであればコピーが認められます」と分かりやすく解説した。

 「友達とのツーショット写真。よく撮れたので、来年の年賀状に使おう。友達に言ってないけどね。これって大丈夫?」。肖像権についての質問では、山本さんは「(第三者から)写真を撮影されたり公表されたりすることを断る権利がある」と伝えた。

 ネットを通じたトラブルについても触れた。行政書士会のメンバーは「記念写真をネットに上げたら面白おかしく取り上げられ、拡散し消せなくなった」「友達に向かって気軽な気持ちでSNSに“殺す”と書いたら警察沙汰になった」など、具体例を挙げて解説した。

 同会の大久保治光副会長は、SNSなどを通じて子どもたちの間にいじめが起きている現実に触れ、「便利な半面、怖さを知らずに使うと加害者にも被害者にもなる。正しい使い方を知ってほしい」と話していた。

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