2017年1月11日(水)

1億円超の背任容疑 大手自動車販売会社の元社員逮捕/さいたま地検

 東京都内の大手自動車販売会社に計1億円超の損害を与えたとして、さいたま地検特別刑事部は11日、背任の疑いで、越谷市北越谷、元同社社員、無職の男(55)を逮捕した。地検は認否と会社名を明らかにしていない。

 「関東マツダ」(東京都板橋区)は取材に、男が元社員と認めた上で、中尾賢一管理本部長が「コンプライアンスに関して会社を挙げて取り組んできたので大変遺憾。事実を厳重に受け止めて、再発防止に取り組んでいきたい」とコメントした。

 逮捕容疑は2013年5月15日から16年5月24日までの間、県内の自動車整備振興会事務所の窓口で、業務に必要ない自動車重量税の印紙(額面金額計1億490万円)を購入、勤務先の同社に74回にわたって同額を支払わせて財産上の損害を加えた疑い。

 さいたま地検によると、昨年、同社が地検に告発した。男は同社の新車営業部内のグループ責任者を務め、新車登録の際に必要な印紙を購入する権限を有していた。新車の注文を受けていないにもかかわらず、印紙の購入を繰り返していた。購入した印紙を都内の金券ショップなどで換金し、飲食費などの遊興費に費消していたという。

 男は昨年10月、同社から懲戒解雇された。

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