2017年1月3日(火)

帰宅途中に転倒…国道で男性寝込む 運転手が救助、岩槻署が感謝状

人命救助の感謝状を贈られた長野晴夫さん(左)と安藤茂署長=岩槻署

 道路でけがをして横たわっていた男性を適切な判断で救い、人命を救助したとして岩槻署は春日部市のトラック運転手長野晴夫さん(57)に感謝状を贈呈した。

 長野さんは昨年12月24日午前2時40分ごろ、さいたま市岩槻区柏崎の国道122号でトラックを運転中、道路左側に倒れている60代の会社員男性を発見。停車して男性に声をかけ、救護に当たった。その様子を目撃した後続車の運転手3人も長野さんに協力し、119番や車の誘導を行うなど、力を合わせて男性の命を救った。

 男性は肋骨骨折や頭にけがをしていたが、命に別条はなかった。酒を飲んで帰る途中に現場で倒れ、寝込んでしまっていたという。

 長野さんは配送の仕事から戻る途中に現場を通りかかった。長野さんは「初めは毛布でも落ちているのかと思ったけれど、近づくと人だと分かり、とっさにハンドルを切って避けられた。頭から血が出ていて、声を掛けたら返事があった。車通りも激しくて怖かったけれど、無事でよかった」と笑顔。「気持ちだけで十分なんだけど」と謙遜しつつ感謝状を受け取った。

 感謝状を贈った同署の安藤茂署長は「そのまま放置すれば死亡事故につながりかねない事案。なかなかできない行動で、本当にありがたく思います」と話していた。

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