2015年2月2日(月)

一日限定で「梅ランチ」 坂戸・女子栄養大生が越生の農家と開発

来店客に料理について説明する山口さん(右から3人目)と、店内で調理や給仕に立ち働く学生ら=東松山市箭弓町のまちカフェ

 東松山市箭弓町のコミュニティカフェ「まちカフェ」で、坂戸市の女子栄養大学の学生と越生町の梅農家が共同開発したメニュー「梅ランチ」が一日限定で提供された。

 店内は限定ランチを食べに来た家族連れやグループ客でにぎわい、学生たちはオープンキッチンで揚げ物や盛り付け作業をしたり、接客や配膳に励んだ。

 取り組んだのは同大学栄養学部食文化栄養学科の4年生7人と越生町の梅・ユズの生産農家、山口由美さん。

 学生たちは「食を通した地域振興コース」の実習で山口さんの農園を訪問、梅を使った加工品づくりで赤ワインと梅を合わせた「乙女の片想いドレッシング」を完成させ、レシピ開発にも取り組んだ。

 完成したメニュー「乙女の片想い定食」は、「鶏肉とチーズの春巻き」がおかずのA定食と、「鶏肉のから揚げ」のB定食の各10食とスイーツ「白あん梅あんみつ」の3種類。メーンのおかずやサラダには特製ドレッシングがかかり、鶏肉の下味にも活用した。

 指導した同大栄養学部長の磯田厚子教授は「梅づくしのフルコースができるほど試作品ができ、実際に店で食べてもらおうとランチ販売にまで発展した。学生たちはこの半年間、生産だけでなく6次産業化に取り組み、自ら販売に立つ山口さんのパワーや人脈、フットワークの良さなどからも大いに学んだのでは」と話していた。

 同大4年生の広島あかりさんは「商品開発に興味があった。食べてくれるお客さんの笑顔や反応を知ることがすごく大事だと実感した」と喜んだ。

 山口さんは「彼女たちはアイデア豊富で熱心。若い人が梅を料理に活用してくれる機会がどんどん広がってほしい」と期待を寄せていた。

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