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大宮アルディージャ未来予想図
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■新社長のビジョン1月に渡辺誠吾社長が新たに就任した。北本市で生まれ育ち、北本中から熊谷高へ進んだ生粋の埼玉人。「地元のみなさんと元気と夢を共有するチームになりたい」というのが、就任時の意気込みだった。 J1での3年目を迎えたことし、クラブは変革期を迎えている。その重要な時期に渡辺社長はかじ取りをすることになった。就任から間もないが、過去2年間で露呈した課題への取り組みへ意欲的だ。 クラブのビジョンについて、「われわれは大宮に支えられ、大宮を核にして埼玉に支えられるクラブ。地元に目を向けたクラブを目指す。浦和レッズは世界、埼玉はアルディージャ。それに沿った戦略を立てていく」と話す。地元から愛されるクラブでなければ、プロサッカークラブとしての成功はない。その思いを強くしている。 これまで、ビジョンがなかなか見えないという意見に対しては「伝えるべきことを伝えていないことはあったのかもしれない」と真摯(しんし)に受け止めた上で、「わたしたちがどんなことを考えているのか、形式張らずに、もっと話した方がいいと思う。例えばクラブハウスについて大宮第二公園辺りをわたしたちに使わせてもらえませんかとかね」と積極的に発信していく姿勢を見せた。 ■集客増への施策集客は、ことしも1試合平均の目標観客数を1万2000人に設定した。これまではその根拠があいまいだったが、今回は「対戦カードごと、使用するスタジアムごとに目標人員をつくって、その平均が1万2000人になる」と目標設定に至る経緯を示した。 「そのためにクラブとして何をするのかということを事業部、経理部、広報部が一体になったプロジェクトチームをつくって考える。一方で強化育成部や選手、監督たちにもファンのために何ができるのかを考えてもらって、それをドッキングさせ戦略を練る。フロントでできるもの、選手、監督の協力でできるものなどいくつかある。それを色分けしてやっていく」 改修された大宮サッカー場を本格的に使用する来季、常に満員の1万5000人にするため、ことしはその布石の年にするという。 ■クラブの夢渡辺社長は大宮の街を歩き、店頭にアルディージャの旗が掲げてあると、うれしくなって思わず入店してしまうそうだ。クラブと地元とのつながりは重要だ。アルディージャはNTTという企業色のイメージが強い。しかしそれは地元密着を掲げるJリーグの理念からは遠い。より一層の地元密着を目指し、正真正銘「大宮アルディージャ」に変わることが理想である。渡辺社長も「それが夢」と語る。 1万2000人を達成することは、昨年が2年前よりわずか250人増だけだったという事実を見ても、簡単にはいかない。その壁をどうやって突破していくのか。大事なのはビジョンと実行力。渡辺社長のリーダーシップが注目される。 |
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| (2007年2月28日付本紙掲載) | ||
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