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新職観・第2部
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5.何ができるか、自己検証を
就職サポートセンター室長に聞く |
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今年3月、オープンした「さいたま大都市圏就職サポートセンター」(さいたま市桜木町、下天摩弘美室長)には連日、職を求める人たちがひっきりなしに訪れる。東京、埼玉、千葉、神奈川の一都三県の求職情報がストックされ、パソコン検索、職業紹介のほか、専門家による職業カウンセリングも開設している。来所者は男女とも中高年の姿が目立つ。下天摩室長に職探し、再就職に当たってのアドバイスなどを聞いた。 ―まず、センターの概要を。 下天摩室長 大都市圏の就職サポートとして大阪、東京に続き三カ所目の開設です。首都圏のハローワークで受理した求人情報をストック。百六十台の自己検索用パソコンから必要な情報を取り出し、申し込んでもらえば求人側との面接設定までお手伝いします。また、専門家による職業カウンセリングで個別相談にも応じる態勢を取っています。 ―開設後九カ月、センター利用者の状況は。 下天摩室長 十月度の紹介件数六千四百五十七件のうち、就職まで決まったのは五百六十二件。着実に増えてはいますが、まだ一割強です。就職先の半数は都内です。求人情報も都内事業所の情報が多く、都内に行かなくて済むというメリットもあります。 年代別の利用状況は、二十五から三十四歳までの「転職希望者層」と、五十から五十四歳までの「再就職希望層」に大きく分かれる傾向があります。個別相談は倒産、リストラなどで再就職先を探す五十歳代の姿も目立ちます。 ―再就職、中高年の方々へのアドバイスは。 下天摩室長 センターの基本は「自分で仕事を探す人へのサポート」です。この意味で各ハローワークとのすみわけをしていますので、利用も使い分けをしていただけたらと思います。 求人側は職務経歴を聞くケースがほとんどです。その際、過去の地位や部署でなく、実際に何ができるのかが重視されます。面接では自己アピールが大事。黙ってしまうのが一番まずい。 職探しに当たっては、自分にできること、できるものをまず知ること。その上で何が足りないのか、何を補ったらよいのかを考えることです。それを考える手助けとして、当センターを利用していただければと思います。 (第二部おわり。第三部は来年1月9日付から始まります) 【メモ】 ハローワーク大宮がまとめた今年10月の「年齢別職業紹介状況」によると、有効求職者数1万4932人のうち、25〜29歳17.7%、30〜34歳13.5%、50〜54歳11.1%、55〜59歳13.4%、60〜64歳11.9%と2ケタの数値を示す一方、ほかの年代は1ケタ台と「2つの山」を形作っている。他方、有効求人数は20代から34歳までをピークに、その後は年齢を重ねるにつれ減少。「仕事はしたいが、就職先がない」という現在の中高年者層を取り巻く実態を数値が如実に示している。 (2002年12月19日掲載) |
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