WEB埼玉

2003年8月9日(土)

聴衆「選択の参考に」
知事選立候補予定者討論会

 八日夜、さいたま市浦和区の埼玉会館を会場に行われた知事選立候補予定者の公開討論会。かつては選挙中に立会演説会が開かれたが、公選法改正で開かれなくなって久しい。生の候補者の話を身近で聞く機会が少ない中、多彩な候補者がそろう知事選だけに、討論会開催は、聴衆や立候補予定者双方から評価する意見が多かった。

 聴衆の一人は「個性ある候補者がそろい、誰を選ぶか迷うが、選択の参考になった」と話した。一方、予定候補者も「テレビとは違う雰囲気で面白かった」「時間がなかったが、言いたいことは言えた」などの感想が聞かれた。

 さいたま市の無職男性(66)は「埼玉に越してきて数年、あまり埼玉のことを知らないからこそ知事選に関心がある。職員と苦労を分かち合って政策を進めてくれる人を望みたい」という。「苦労していない人は駄目だよ」とも。他方、四十八歳の女性は「前知事の評価をきちんとしてほしい。その上で、何を引き継ぎ、何をやめるのか示して」と注文も。

 登壇者の討論途中で、「官僚と政治家」がテーマの一つに挙がり、「組織や仕組みを大胆に変えるには官僚では駄目」と上田清司、杉崎智介、浜田卓二郎の三氏が批判を展開すれば、「官僚を一緒くたにしないでほしい」「公務員は公僕。官僚という言葉を安易に使うことに異論はある」などと、嶋津昭、坂東真理子の両氏が反論する、討論会らしい場面もあった。

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