【第5部】児童虐待防止法・児童福祉法改正を追う(下)

 深刻化する一方の児童虐待対策を強化する児童福祉法改正案は二月十日、閣議決定を経て通常国会に提出されていた。同法案は参院選後の臨時国会でも「たなざらし」にされ、十月ともいわれる次期国会まで審議は半年以上も“お預け”となっている。大混乱を引き起こした年金問題の“とばっちり”を受けた格好だが、次期臨時国会が召集されるかは未定だ。
 このままでは特別法のみが先行施行され、本法は“置き去り・後追い”という逆転の構図になる可能性が高い。困惑する現場を追う。

(小宮純一)

改正防止法施行まで1ヵ月 市町村対応にばらつき (2004.08.28)
児童福祉司の任用資格 安易な規制緩和は危険 (2004.08.27)
保護者からの加害 9割が児童福祉司狙う (2004.08.25)
施設満杯が常態化 児童福祉司、半数が消耗 (2004.08.24)
児童福祉司の配置基準 自治体6割が未達成 (2004.08.23)
虐待死の1割が埼玉 危機感と連携が不足 (2004.08.22)
市町村の専門性 量・質ともにぜい弱 (2004.08.20)
児童相談体系の再編 自治体間格差は歴然 (2004.08.19)
一極集中解消へ 市町村も虐待対応を (2004.08.18)
半年間のたなざらし 一度も審議せず継続 (2004.08.17)