東洋ランテック株式会社

子育てしながら再就職

復職への道

「家庭と仕事の両立が大事」と話す上野さん

川口市の造園業、東洋ランテックの工事部工事課に所属する上野まきさん。新卒入社で6年間勤務後、結婚を機に家庭の事情で退職。子どもが2歳になり、手がかからなくなってきたこともあり復職した。「不可欠な人材だった。農大造園学科卒で知識も豊富。現場代理人として第一線で活躍できる人。女性ならではの気配り・目配りは顧客に好評で、会社にとってもメリットは大きかった」と森川昌紀社長。上野さんのカムバックにホッとしたと、当時を思い返して語る。「不安もあったが、退職してだいぶ経つ自分に声を掛けてもらえたことがうれしく、復職へのきっかけとなった」と上野さん。

家庭と仕事の両立を重視

事務所で書類を作成中

群馬県出身の上野さんは附属高校普通科から大学の造園学科に進学。花や庭木が大好きな母の勧めだったという。入社後は女性上司のもとで現場代理人としての知識と経験を積んだ。実務経験が条件の一級造園施工管理技士、一級土木施工管理技士の難関な試験もクリアした。「今後もグリーンアドバイザーなど仕事に役立つ資格を取得し、技術者としての専門性を高めたい。子育てが落ち着いたら、現場復帰も考えたい」と目標を語る。

上野さんが仕事を続ける上で重要視していることは「家庭と仕事の両立」だという。「会社の理解と周囲の協力が不可欠。出勤時間など配慮してもらっている面も多く、同僚も、主婦であることを考慮し何かと気にかけてくれるため助かる。自分は職場に恵まれている」と嬉しそうに話していた。

現場経験が役に立つ

子育て真っ最中の上野さんの今の仕事は、現場代理人の同僚の完成検査書類などの作成で、主に事務所内で行う。「早めに退社できるのがありがたい。書類作成には現場に出ていたころの経験が役に立つ」という。「造園は人の心を豊かにする。誠心誠意をモットーに顧客に喜んでもらうことが事業の基本」と語る森川社長。従来は男性の職域だった分野にも積極的に女性の活用を考え、育児休業制度も整備、女性管理職も登用している。

会社概要

会社名 東洋ランテック株式会社
所在地 川口市柳根町16−24
電話 048−266−2188
創業 1969年
資本金 3500万円
代表者 森川昌紀
事業内容 造園工事業、土木工事業、建設工事業
従業員数 28人(男性22人・女性6人)