小川工業株式会社

新風!土木事業部初の女性技術職

女性第一号、土木に配属

ものづくりが好きと話す関根綾香さん

身長152pの小柄な体に明るい笑顔の持ち主、関根綾香さんは入社2年目。小川工業で創業以来初となる土木事業部に配属された技術職の女性だ。

子どもの頃からものづくりが好きだったという関根さん。大学では理工学部都市環境デザイン学科で学び、埼玉県内のゼネコンを志望した。

人事担当で社長室長の小川幸子さんは「男性、女性と区別せず選考基準は同じ。仕事で円滑なコミュニケーションが取れることが大事。彼女には未来を切り開く明るさがあると感じた」と話す。関根さんも「この人が守ってくれると感じた」と、全幅の信頼を寄せる。

初仕事に誇りと感動

現場で打合わせ中

初仕事は国道17号の道路維持管理工事。「いつも通る道が今までと違う景色に見えた」土木が市民生活の安全を守り役立つことが誇りに思えたという。

市内の導水路の改修工事では、測量から図面作成まで任され、自分の指示で作業が進んで完成に近づく感動を覚えた。近隣住民から「女の子なのに良くやっているね」と声をかけられ胸が熱くなった。

現場では親子ほど年の違う男性作業員ばかり。耳慣れぬ業界用語に「通訳がほしい」と思ったことも。「ネコ持ってきて」と言われ呆然となったが、手押し一輪車のことだと知った。

ワークライフバランスの先駆的存在に

2年目になって仕事も現場代理人(責任者)を任されるまでに成長、目下、約2千万円の工事を担当している。昨年入社した女性技術者の後輩もできた。「自分だけで頑張らない、素直に周りに助けを求めること」と、アドバイスしたという。

「女性が入って雰囲気が良くなった。一級土木施工管理技士の資格を取得し、経験を積んでいってほしい」と、取締役土木事業部長の小林茂則さんも期待する。小川室長も「制度は実際に運用して、初めて気づくこともある。関根さんは今後もワークライフ・バランス確立の先駆者的存在」と話した。

会社概要

会社名 小川工業株式会社
所在地 行田市桜町1−5−16
電話 048−554−4111
創業 1919(大正8)年
資本金 1億1444万円
代表者 小川貢三郎
事業内容 総合建設業(土木・建築・環境・住宅リフォーム)
従業員数 143人(男性127人・女性16人)