内藤環境管理株式会社

理系の職場でしなやかさ、感性活かす

化学分析の職場で経験積む

土壌分析を担当する坂田旭子さん

さいたま市南区の住宅街の一角にある内藤環境管理は水、土壌、製品などの化学分析を行っている。年々複雑で多様化する分析に対応し、職場の雰囲気づくりにも力を注ぐのは理系の女性たち。白衣にマスクをし、真剣な表情で取り組む姿に緊張感が漂う。

坂田旭子さんは、入社16年目。土壌汚染調査技術管理者として研究開発部で土壌の分析結果をもとに報告書を作成している。これまで技術的な業務や事務職も経験してきたが、最近は取引先で報告書を説明する機会も増えた。

土木や建築関係の会社は男性ばかりで緊張するという。「今は上司についてもらっている。1人ではまだ不安なので、もっと化学の知識を身につけて、どんな質問にも応えられるようになりたい」と意気込む。

仕事にやりがい、リーダー役も

佐藤総務部長(左)とプロジェクトの打ち合わせをする坂田さん(右)と長谷川さん(中央)

環境分析部に所属する長谷川知草さんは、入社11年目。水を濃縮させ、装置にかけて測定するなどの化学分析を行うのが主な仕事だ。

「チームで担当している項目数は多いが、部下と協力して分析を実施している。間違いがあってはならないので、いつも気を張っている」とピリッとした表情で語る長谷川さん。子供のころから理科実験が好きで、仕事にはやりがいを感じている。

坂田さん、長谷川さんの2人は、チームリーダーとしてパートや契約社員を含めた4人のチームをまとめている。「男性社員やパートの年輩の女性も温かい人ばかり。何度も助けてもらった。居心地の良いチームの雰囲気を作りたい」と話す坂田さん。長谷川さんも笑顔で頷く。

女性のしなやかさ、長く働ける制度づくり

2人は「感動創造プロジェクト」メンバーの一員として、取引先に喜んでもらえるような企画も次々に考える。季節ごとの手紙や料理レシピがついた名刺を作成、会社の受付には折り紙で作った花も飾っている。

総務部長の佐藤潤一さんは「業務の中心になって女性のしなやかさや感性を活かしてくれている。育休を取得している社員もいるが、結婚や妊娠を機に退職するケースもまだ多い。制度を見直して、長く働けるような環境づくりに努めたい」と話した。

会社概要

会社名 内藤環境管理株式会社
所在地 さいたま市南区大字太田窪2051ー2
電話 048−887−2590
創業 1972年
資本金 5000万円
代表者 内藤岳
事業内容 環境計量証明事業
従業員数 149人(男性72人・女性77人)