株式会社ホートー

トップの理解と配慮で復職

現場仕事にやりがい

ヘルメット、作業着姿で現場に立つ川上由美子さん

川越市下赤坂のホートーで入社23年目の川上由美子さんは社員46人中唯一の女性だ。男性に混じって働き、東京ガス、武州瓦斯、東京都水道局などの管工事を行ういわゆる”ガテン系”の仕事をしている。

夫と一緒に住込みで働き始めた当初は、主に事務の仕事だった。忙しい時には現場へ出て道路整理などの業務を手伝ううちに、現場仕事にやりがいを感じるようになったという。ほどなく、会社から普通自動車免許の取得を勧められた。「免許を取った翌日から4トントラックを運転しました。厳しく指導されて泣くこともあった」と、当時を振り返る。

退職から第2子出産後に復職へ

パワーショベルを操作する川上由美子さん=川越市下赤坂のホートー本社

現場作業にはさまざまな資格が必要とされる。川上さんが持つ資格は液化石油ガス設備士、危険物取扱者乙種第4類、2級土木施工管理技士など。今は1級土木施工管理技士の資格取得を目指している。幼い頃から負けん気が強い性格だったという川上さん。「勉強は大変だから、取るなら1回で合格したい」と言い切る。

29歳の時、第1子出産を機に同社を退職した。その後3年間は介護職に就いていたが、第2子出産後3カ月目にホートーに復職。先代の社長夫婦の協力もあって、子供の面倒を見てもらいながら4年ぶりの職場復帰が実現できたという。「職場では現場への直行・直帰など、子育ての時間がとれるよう配慮してもらったり、社長から社員へ、職場の理解や手助けを働きかけてくれたことが大きかった」と感謝する。

「ひと」重視で男女共同参画推進事業所に

川上さんは今では現場監督もこなす。「効率よく安全に作業が運ぶことが1番重要」と語る。新人の育成にも力を入れて「頑張れ、私にも出来るんだから大丈夫」を口癖に、人材育成に奮闘している。栃原景春社長は「女性ならではの気配りが現場でも大いに役立っている」と信頼を寄せ、栃原綾子専務も「いつも笑顔で元気いっぱい。なくてはならない存在」と頼りにしていた。

会社概要

会社名 株式会社ホートー
所在地 川越市下赤坂1800−3
電話 048−245−9161
創業 1966年
資本金 4000万円
代表者 栃原景春
事業内容 水道・ガス・電気の配管、建設汚泥リサイクル、改良土製造販売など
従業員数 46人(男性45人・女性1人)