アサノ電設株式会社

現場の魅力を自ら発信

美容から電気工事の世界へ

「現場の楽しさに魅了された」と話す浅野舞美さん

さいたま市中央区のアサノ電設に勤める浅野舞美さんは入社3年目。見積りや現場資料を作成する事務作業と現場勤務の両方をこなしている。

父の経営する会社は幼い頃から身近な存在だった。高校卒業後、美容系の専門学校に通っていたが、父に同行して作業を手伝ううちに現場の楽しさに魅了された。家業を継ぎたいという気持ちも後押しし、入社を決意。学校で学んだ美容とは全く違う世界に飛び込んだ。

厳しい現場も工夫し過ごす

パソコンに向かい書類を作成中

多いときは丸一週間を現場で過ごす。家から遠く納期も厳しい現場で、朝4時起きが続く日もある。「家でちゃんとご飯を食べたり、ゆっくりお風呂に入ることも大事。早く帰れるように、工夫はしている。作業の効率化には目標設定が欠かせない」と話す。

昨年6月に結婚し、日曜出勤の代休や有給休暇を組み合わせて、ハワイへ5泊7日の新婚旅行を楽しんだ。従業員8人全員がサポートし合ったという。「気持ち良く休暇を取ることができた。育児休業に対する理解も大きい」と感謝する。

「子どもを産んだら出来るだけ早く現場に復帰したい。でも、幼稚園入園までは自分で子どもの世話をしたい気持ちも強い。どうするかは話し合って決めていくつもり。周囲の皆も応援してくれている」と話した。

女性進出を期待、自らもスキルアップ

ほとんどの現場で、女性は浅野さん一人だ。簡易トイレが男女共有なのが悩みだったが、今では会社が女性用トイレを設置してくれる。「女性がいると現場が明るくなる。後片付けが得意なのも強み。重いものは持ってもらえばいいし、身長が足りなくても脚立などの道具で補える」と、現場への女性進出を願う。

今の目標はもっと多くの資格を取得すること。資格手当や講習会への参加を促すなど、会社も積極的に支援する。「男の人に負けたくないという気持ちがモチベーション。わたしが活躍する姿を見せていけば、現場で働く女性も少しずつ増えていくと思う」と力を込めた。

会社概要

会社名 アサノ電設株式会社
所在地 さいたま市中央区本町西6−5−18
電話 048−855−6138
創業 1953年
資本金 2000万円
代表者 浅野浩二
事業内容 電気設備工事
従業員数 8人(男性5人・女性3人)