AGS株式会社

両立支援でキャリア継続

子育てとキャリア両立

インタビューに答える芳野さゆりさん

AGS事業推進本部システム統括部サービス開発グループの芳野さゆりさんは入社15年目。夫と中1と小5の娘2人の4人暮らし。子育てしながらシステムエンジニア(SE)としてキャリアを積んでいる。

11年前、次女の出産後、1年8カ月の育休明けから導入して間もない在宅勤務制度を利用した。「長女は1年間の育休制度のみ。本当に家で仕事に集中できるのか、自分も周囲も不安でした」。所属チーム内でスケジュール確認を密にし、重要なミーティングには出勤、打ち合わせや会議の日程調整など周囲のサポートも大きかったという。「SEは一人の作業が多いが、プロジェクトはチームプレー。同僚や上司の理解、コミュニケーションが大切だと感じました」。

現場の声を支援体制へ

芳野さゆりさんが所属するシステム統括部サービス開発グループ=AGSビル(さいたま市浦和区)

「IT企業は男女差が少ない。女性が活躍できる環境作りは不可欠。結婚、出産で優秀な人材が辞めるのはもったいない」と強調するのは、石原清彦人事部長。同社では現場の声を吸い上げて支援制度を充実させてきた。現在、育休は最大2年まで延長可能。時短勤務は3種類から選択できる。最大週3日の在宅勤務も可能で、フレックスタイムなどフレキシブルな勤務体制を整える。在宅勤務は今年度、26人の社員が利用している(2015年11月現在)。

後に続く後輩の手本に

「芳野さんが私たちのお手本。本人の努力もすごいと思います」と、人事部の小森知子さん。自身もSEとして入社。今年4月に育休から復帰、人事部で時短勤務を利用しながら子育ての真最中だ。

芳野さんは難関といわれる国家資格を持つ。「試験日はだいたい日曜日。子どもを置いて出掛けるのは心苦しい。その分、必ず合格しようと頑張れた。定時で帰ろうという意識で始業前に一日の予定をたて、計画的に仕事を進めようと心がけています」。柔らかな雰囲気の中にも、自身でキャリアを作っていく意識の高さと業務に対する前向きな姿勢が印象的だった。

会社概要

会社名 AGS株式会社
所在地 さいたま市浦和区針ヶ谷4−3−25
電話 048−825−6003
創業 1971年
資本金 13億9800万円
代表者 石井 進
事業内容 情報処理サービス、ソフトウェア開発
従業員数 969人(男性759人・女性210人)